先日、2年半前に購入したDyson Cyclone V10 Fluffyがバッテリー劣化で8畳1部屋しか掃除できなくなったので、コストパフォーマンス重視の互換品にバッテリー交換をしてみましたが、互換バッテリーとの相性が悪くエラー(ハンチング現象なしのパイプランプ点滅点灯)が発生してしまったため、Dyson純正の交換用バッテリーを購入し交換しました。
Dyson掃除機のバッテリー交換のタイミング
まずはじめに、バッテリー交換のタイミングですが、公式サイトによると「1回の充電で使用できる時間が極端に短くなった」 「フル充電にかかる時間が極端に短くなった」などがタイミングだと記載されています。
専用のインジケーターがあるわけでもなく、感覚を頼りに判断する感じですね。
我が家でも使用できる時間が極端に短くなったタイミングで交換を検討しました。
バッテリーランプの点滅パターンで判断
しかしDysonのコードレス掃除機のバッテリーにはLEDのインジケーターが付いています。
このLEDの点滅や点灯でさまざまな情報を得る事が出来ますが、残念ながらバッテリーの劣化はランプ情報からは判断できません。
下の画像は、ダイソン公式サイトによるバッテリー点滅情報です。
Dyson純正バッテリーをお得に購入する方法
純正バッテリーをDyson公式以外のECサイトで購入しようとしても取り扱いがありません。
楽天には【Dyson公式ショップ】がありますが、こちらでも純正バッテリーは取り扱っていないので、ポイントを利用してお得に購入する事は出来ませんでした。
しかし少しでもお得に購入したいので、我が家では楽天リーベイツを利用して購入しました。
楽天リーベイツに登録してリーベイツ経由でダイソン公式ショップのサイトへ行き、欲しい商品を購入(楽天Pay決済)すると、5%分ポイントバックされます!
ポイントバックは主婦(夫)の強い味方です。
購入した純正交換用バッテリーはこんな感じ
楽天リーベイツ経由でDyson公式サイトから購入して届いたバッテリーがこちらです。
簡素な梱包で届きましたが、PZ1ドライバ-とネジ3本がおまけでセットされていました。
心もとないサイズのドライバーですが、PZ1なのでしっかりとネジにフィットします。
このタイプの簡易ドライバーは、ラバーコートされた軍手を使うとしっかりと力が入り、手を痛める事無くしっかりと回せます。
進化したDyson純正バッテリー
Dyson公式の交換バッテリーのページには、バッテリー容量などの細かい記載は一切なかったのですが、納品されたバッテリーの裏側を見ると僅かですが、300mAhバッテリー容量がアップされていました。高い純正バッテリーなので、わずかな容量アップでも嬉しいですよね!
いよいよNEWバッテリーを実装!
互換バッテリー編でもお話しましたが、バッテリー下部のネジ2本とハンドル裏側にあるネジ1本を外して引き抜けば純正バッテリーは簡単に外れます。所要時間は3分ほどです。
実装後試運転をしましたが、互換バッテリーの際に点滅点灯したパイプランプが点滅点灯する事もなく、本来の力強い吸引力を取り戻しました。
リチウムイオンバッテリーを長持ちさせるコツ
Dysonのコードレスクリーナー(掃除機)に搭載されているバッテリーは、リチウムイオンバッテリーという高価なバッテリーです。
このリチウムイオンバッテリーは、ニッケル水素電池の弱点でもあった「メモリー効果」と「自己放電」の影響を受け難いものとなっていますが、長持ちさせるためには、注意しなくてはいけない事がいくつかあります。
- 過充電と過放電を避ける
Dysonバッテリーは、過充電保護機能があるので過充電は心配する必要はありませんが、過放電(バッテリーが空の状態)には弱いのでバッテリー残量がゼロのまま放置しない。 - 大電流放電(MAXモード)を控える
強モードがあると使用してしまいがちですが、常に使用する事は控えましょう。 - 温度管理
リチウムイオンバッテリーは、温度管理も大切です。直射日光のあたる35度以上になる場所や0度以下になる場所で使用したり保管する事は避けましょう。 - 衝撃を与えない
衝撃によるストレスで、バッテリー寿命の低下や故障(バッテリー内部には電子基盤が入っています)の原因にもなります。最悪の場合は、爆発や出火の原因にもなることがあります。
まとめ
非公式の互換バッテリーに交換するという事は、発火の危険性や私が体験した意味不明なエラーなどの可能性があります。
また、Dysonのバッテリーは、単なる電池ではなく充電をコントロールする機能(電子基板)もセットされています。
この様な事から、Dysonのバッテリー交換をする際は、値段や容量だけでなく安全性や信頼性で決める事が大切ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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