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SHARP製空気清浄機 分解塗装-FU-E51-

アイキャッチ画像 電化製品

こんにちは、ぷっぷです。
2016年から玄関で使用している空気清浄機(SHARP製FU-E51)が紫外線劣化による黄変が酷くなってきました。
買い替えも考えたのですが、機能的に問題が無いため分解して塗装してみました。

分解してみました

ネット検索をしてもFU-E51の分解ネタが無かったので分解するまでドキドキでしたが、やってみると意外と簡単でプラスドライバーとボックスレンチで出来てしまうお手軽さでした。

分解作業の注意点は、ネジを無くさない事断線させないように丁寧に部品を外す事位です。

分解手順(意外と簡単!)

背面の蓋、においフィルター、内部フィルターを外してから作業を開始します。

写真の赤丸部分に+のネジがあるのでドライバーで外していきます。
ドライバーは短いタイプだとネジまでアプローチ出来ないので、最低でもシャフト部分が10㎝以上あるものを使用しましょう。

外装ネジのサイズは全て同じなので、場所を覚えておく必要はありません。

FU-E51分解画像1

赤丸箇所のネジを外したら、ゆっくりと前後を分けるようにして分離させます。
※前後のパーツは配線で繋がっているので、断線させないようにしましょう。

FU-E51の分解画像2

次に赤丸のネジ3本を外し、前面パネルから基盤を分離させます。
この部分のネジは外装固定用のネジとサイズが異なるので分けて保管しておきます。

また、青丸部分はボルトで固定されているのでボックスレンチ(しっかりと掴めればペンチやスパナでも可能です)で外すとファンとモーターが取り外せます。

これで全ての部品が取り外し可能となるので、残った部品を丁寧に外して保管しておきます。
※外す前に写真を撮っておくとスムーズに組み立てできますよ。

塗装前準備

塗装前の下地作りをしっかりと行う事で、塗装の仕上がりが大きく変わります。

塗装前準備として、洗っても落ちない汚れがあったため、#1000番の耐水ペーパーで全体を軽く磨いた後、脱脂してミッチャクロンマルチを吹きました。

ミッチャクロンマルチを使用しない場合は、足付け作業(塗装する面を耐水ペーパーでざらざらにする作業)をしっかりと行い、洗浄&脱脂をします。

※濃い色で塗装したり、汚れ落としが不要な場合は、シリコンリムーバーで脱脂してからミッチャクロンマルチを吹き付ければ面倒な足付け作業は不要です。

前面パネルはシャープエンブレムのみ取り外し、操作パネルとプラズマクラスターマークはマスキングテープを貼って保護しました。
※エンブレムは端を薄くて固い金属でこじれば簡単に外せます。

(重要)背面は、空気が流れる部分にスプレーが掛からないようにしっかりとカバーをします。
特にマット系の塗料は艶消し成分が粉吹きの原因(乾燥した後に触ると粉が手に付きます)となりやすいので、空気の流れる場所は必ずカバーした方が良いと思います。

FU-E51マスキング箇所の画像1
既に塗装が始まっているのはご愛敬w
FU-E51マスキング箇所の画像2

使用した塗料について

今回の塗装では、脱脂にシリコンリムーバー、プライマーとしてミッチャクロンマルチを使用しました。

ミッチャクロンマルチの画像

ミッチャクロンマルチは軽く一吹きするだけで、足付け作業無しで塗装が剥がれにくくなるので作業効率がUPします。
プラスチックや金属などを塗装する際に愛用しています。

また今回塗装に使用したのは、クレオスのMr.カラースプレー缶です。

プラモデルにも使用されるこの塗料は、超微粒顔料を使用しているので強く綺麗な仕上がりが期待できますが、内容量が100mlと少ないため、コストパフォーマンスがとても悪いです。
因みにわたしは、つや消し白を5本使用しました ・・・。

FU-E51の塗装に使用した塗料


さらにトップコートには、UVカット機能のある艶消しクリアーを使用して、日焼け対策も同時に行いました。

後日知った機能性抜群な塗料

色付きの素材を白く塗装する際は、複数回重ね塗りをしないと奇麗な白になりません。

その為、今回5本ものスプレー缶を使用してしまいましたが、クレオスさんから発色が良くなるベースホワイトという下地塗料が販売されていました・・・。

通常のMr.カラー缶の1.8倍の容量があるため、この塗料を併用すればコストパフォーマンスはUPしますね!次回は忘れずに使用したいと思います。
※表面のスリ傷取り処理などをする場合は、ホワイトサーフェーサーを使用すると良いと思います。

塗装が終了!

マットホワイトに塗装した外装パネル・・・マットな質感が予想以上にイイ感じです。
紫外線が当たらないフィルター挿入部分の未塗装部分と比較すると、かなり白くなった感じがします。

FU-E51リペイント画像1

(ワンポイント)マスキングテープを剥がす際には、一気に剥がすのではなく、カッターでアウトラインをなぞる様に塗膜を切断してから剥がす事で、塗料がテープに持っていかれて剥がれる事を防ぐ事が出来ます。

塗装が終わったら、外した時の逆の手順で部品を取り付けて完成です。

FU-E51リペイント完成画像1
FU-E51リペイント完成画像2
FU-E51リペイント完成画像3

塗装する前は白いと思っていた背面フィルター部分が変色して見えてしまうくらいに、良い感じに白くなりましました!
これでもう暫くは現役で頑張ってもらえそうです☆


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