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Low-e樹脂サッシでも遮熱対策をしよう!

アイキャッチ おうちの管理

こんにちは、ぷっぷです。
毎年夏の暑さがアップデートされ、窓からの熱気が無視できなくなってきました。
さらに電気代は上がる一方なので、熱の出入りの激しい窓の遮熱対策は重要になってきます。

そこで今回、我が家が3年前に施工して効果があり、今も続けている日差し対策についてお話させて頂きます。

夏(暑さ対策)と冬(寒さ対策)の両立

一年中日差し(遮熱)対策を行う必要はないですよね。
夏は日差しを和らげ涼しく、冬は陽だまりを感じて暖かく過ごしたいものです。

我が家で新築時に採用したサッシ

賃貸住まいの時にアルミペアガラスで冬場の窓際のキツイ寒さを体験したので、我が家では、樹脂サッシ+断熱タイプのLow-Eガラスを採用しました。

YKKさんのサイトを見てもわかるように、断熱タイプのLow-Eガラスを使用する事で、庇で夏の強い日差しを避けて、冬の低くい位置の太陽から温もりを得て室内に暖かさを保っておくことが出来ます。
これは冬場の暖房費の節約に繋がります。

vol.25 ガラス選びがカギ! 快適な窓辺のつくりかた。 | YKK AP株式会社
性能のいいガラスは冬の部屋のぬくもりを守ってくれたり、夏の日差しをやわらげてくれます。窓辺と住まいを快適にするガラス選びのポイントをご紹介します。

高性能サッシでも夏は暑い!

断熱タイプのLow-Eガラスは、冬はとても快適なのですが、庇を伸ばしただけでは流石に夏の強い日差しが作る熱気を遮る事が出来ませんでした。

そこで色々と日差し(遮熱)対策を試してみたので順に紹介していきますね。

カーテンで遮熱

室内側で出来る日差し対策と言えば、遮熱性の高いレースカーテンです。
このカーテンを採用するだけでもかなりの効果があると言われています。

ただ、遮熱性能を上げてしまうと、冬場に暖かな日差しを取り込む事が出来ません。
またインテリアもギラギラした固いイメージになってしまうので、ほどほどが良いかと思います。

因みに我が家では上記の理由からレースのカーテンは、防炎ウォッシャブルのみのリリカラLC-22576を採用しています。
ふんわりとした感じが可愛らしく、やわらかな日差しを取り入れるには最適ですが、遮熱効果は皆無です 笑

なので我が家では、窓の外側で遮熱対策を行う事にしました。

定番のすだれで遮熱

日本の夏と言えば蚊取り線香とすだれと言うくらい有名な夏のアイテム。
風情があって素敵ですよね。
しかし、我が家のツルっとしたデザインのYKK樹脂サッシには、外枠に取り付け金具を固定できる場所が無く断念しました。

日よけシェード(下まで吊るすタイプ)で遮熱

これは外壁に取付金具を打ち込むことに対して抵抗を感じた為、マグネットや吸盤で破風に固定して使っていましたが、部屋が凄く暗くなるのと、景観を楽しむことが出来ないのでワンシーズンで却下となりました。
また強風時には取り外さないと暴れて危険なので取り外しの手間もマイナス要素でした。

突っ張り式のオーニングで遮熱

突っ張りで固定するので、設置個所が限られてしまいます。
しかし我が家で購入したタカショーさんの商品は、庇の長さも角度も調整できる収納タイプのため現在も絶賛愛用中です。台風や強風の際にも巻き上げるだけで収納可能なのはホント便利です!

また、デッキで食事をする際にも最高デス(*^^*)
6年程前に設置しましたが、ガタつきやシート破れや故障も無く快適に使用できています。

Low-eガラスにも張れる遮熱シート

何気なくネット徘徊していた時に知ったこの商品。
好きなサイズにカットして、サッシにマジックテープで固定するタイプです。

結論から言うと、外側にマジックテープで貼り付けるので、貼ってある感は否めませんが、体感遮熱性能はダントツで我が家では3年前から愛用中で、実家の窓ガラスにも施工しました。

セキスイ 遮熱クールアップについて

試行錯誤して辿り着き、今では我が家でマストとなったセキスイ 遮熱クールアップの特徴について少しお話しますね。

遮熱クールアップの性能

■ 遮熱性※ 11℃カット! ※1
従来の遮熱クールネットは7℃カットでしたが、この遮熱クールアップは遮熱性能が従来品より高い11℃カット。(※メーカー試験値であり、室温が11℃下がるということではありません)

■ 紫外線カット率 78.3% ※2
嫌な紫外線も大幅にカットしてくれます。紫外線は肌の光老化や眼球への悪影響もあるのでありがたいですよね。
また、家具などの色あせ劣化なども予防してくれます。

■ 赤外線カット率 62.4% ※2
意外と知られていないのが赤外線の悪影響。
赤外線は、肌の深部にあるコラーゲンを破壊してしまいます。

※1 一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター調べ
※2 一般財団法人 ニッセンケン品質評価センター調べ
試験条件:ガラス板+試料を用いて測定

セキスイさん公式サイトからお借りした動画を見ると表面温度の変化が分かりやすいです。

(一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター調べ)

遮熱以外のうれしい性能

■ プライバシーの確保
外側に金属膜がナノコーティングされているため、日中は反射して中の様子が見えにくくなります。
しかし夜間は丸見えです 笑

遮熱クールアップ外側比較画像

■ 通気性能が高い
ナノ粒子の特殊コーティングの為、繊維の目をつぶさず風通しが良好です。
網戸枠に貼る事で、窓を開け放ち、網戸だけで通気しながら遮熱効果が得られます。

■ 静電気除去
ナノコーティングされている事により静電気が付きにくいので埃による目詰まりが起きにくい。

■ ほつれにくい
(わたしの体感ですが)繊維がしっかりとしているので、新しカッターでスパッと切断すればほつれる事もありません。

遮熱クールアップの欠点

高性能な遮熱クールアップですが、欠点だってあります。

■ 暗くなる
遮熱シートを貼る事で、室内は少し暗くなりますが、日よけシェードみたいにガッツリ暗くなる感じではなく、しっかりした網戸があるような見え方なので(個人的には)許容範囲内です。

遮熱クールアップ見え方画像

■ 劣化する固定テープ
マジックテープはえのき状でしっかりとホールドしてくれるのですが、紫外線と貼ったり剥がしたりのストレスで、固い榎状の芯がどんどん抜けてきます。
(写真は直射日光が強く当たる窓に2年ほど前に貼ったものです)

劣化した面ファスナーの画像

■ 粘着地獄
さらに致命的な欠点ともいえるのが、固定に使う面ファスナー(マジックテープ)のシール材です。
何がダメかと言うと、粘着シールの劣化が酷く、劣化した状態で剥がそうとすると、どろどろに溶けた粘着剤がガラスに残ってしまう事

因みにシール剥がし剤とへらを使う事で除去する事は可能ですが、物凄く苦労します。
※パーツクリーナーは最後にガラスに付着した油分を落とす際に使いますが、窓枠のパッキンに付着しないように注意しましょう。

遮熱クールアップの固定テープ欠点対策

遮熱クールアップを使用するのであれば、固定用の面ファスナー(マジックテープ)の欠点対策を強くおすすめします。

榎えのき劣化した面ファスナーは交換しよう

面ファスナーのえのきの様な突起物が無くなってしまうと、マジックテープの固定力が落ちてしまい、遮熱クールアップをしっかりと固定できなくなってしまいます。

この欠点に関しては、マジックテープ(面ファスナー)を交換するしかありません。
幸いセキスイ遮熱クールアップには補修用のマジックテープが販売されています。

マグネットと鉄板で挟み込むタイプも購入しましたが、外貼りだとしっかり固定できなかった為マグネットタイプは使用していません。
※わたしが購入したサイバーレップスさんのマグネット固定タイプは廃盤になったようです。

裏技!面ファスナー粘着剤対策

付属の面ファスナーに付いている粘着剤を剥がす事はとても厄介なので、面ファスナーの粘着面に別の両面テープを重ねて張る事で対策します。
我が家ではこの方法で、窓ガラスのダメージを最小限に抑え込む事が出来ました。

また使用する両面テープですが、直射日光にさらされるガラス面は高温になるので、一般的な両面テープは適しません。 
わたしがオススメするのは、自動車のフロントガラス用の両面テープです。

この両面テープを面ファスナーの粘着面に貼ってから、面ファスナーを窓ガラスに張り付ける事で粘着ダメージを最小限に抑え込むことが出来ます。

おまけ(クールアップのカット方法)

ハサミでも切断する事が出来ますが、真直ぐに切り出したい場合は、テーブルや床にシートを固定して、新品の刃に交換したカッターナイフでカットする事で綺麗に切り出す事が出来ます。

サインペンでラインを引くよりもマスキングテープを貼って切り出しラインをマークした方が作業しやすく、色がシートに残る事もありません。
固定カット方法の画像

またその際には、一度で切断しようとせずに一方向へ何度か繰り返して切るようにすると切断面が綺麗になります。
おすすめカット方法の画像

まとめ

いかがだったでしょうか?

遮熱対策は防げばいいというものではなく、冬場の事も考えて遮熱対策をしないと、冬場に寒い思いをしてしまう事になります。

また、我が家のように景観を楽しみながら遮熱対策したい方はもちろんの事、窓を開ける事の多い方は、網戸にも張る事が出来るセキスイ遮熱クールアップがオススメです。
※Low-eガラスや網入りガラスは熱割れの危険性があるので、必ず室外側へ貼り付けを行ってくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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