こんにちは、ぷっぷです。
先日我が家の物置にセンサーライトを取り付けました。設置自体は簡単なのですが、ソーラーパネルからの配線を引き込むスキマが狭いので配線を一工夫してみました。
物置にソーラーセンサーライトを設置したいけど、配線に悩んでいる方のヒントになれば幸いです。
採用したソーラーライト
センサー式ソーラーライトだと夜間に物置の扉を開けた際に直ぐ点灯するので便利ですよね。
今回ソーラーライトを購入するに当たり重視したポイントは次の4点です。
- ソーラーパネル分離式
- 夜間に点灯する事
- リモコン付き
- 明るさ(1,500lm以上)※目安:2畳半の物置なので600lmx2.5=1,500lm
ソーラーパネルの取り付け場所
センサーライトを物置に取り付ける時に悩むのが、ソーラーパネルの取り付け場所と固定方法ではないでしょうか。
我が家の物置は建物裏の北側にあります。日中は建物の陰になるのですが、物置の屋根脇にL字アングルで設置したところ、しっかりと発電しています。
配線の引込をどうするか?
我が家のイナバ製の物置の隙間は狭いのでジャック端子を付けたまま通す事が出来ません。
そのため以前ソーラーライトを設置した際に、配線を途中でカットして引き込んでいます。
ここで注意したいのが再接続方法です。
くれぐれも細い銅線をねじって固定する方法はとらないようにしてくださいね。
また、今回購入したソーラーライトに付いていたソーラーパネルの発電量を計測したところ、既設のソーラーパネル同じだったため、ソーラーパネルは再利用しています。
配線の加工
配線の加工は[元からある配線を加工する方法]と[中継の配線を作成する方法]の2種類があります。
保証や修理を考えると、原状復帰しやすい[中継の配線を作成する方法]がおすすめです。
①元からある配線を加工する場合
多くのソーラーライトは多芯ケーブルを採用しており、内部のコードはとても細いです(;^_^A
そんな時は接続コネクター(0.2~0.5sq用)を使用します。
この接続コネクターは挿したり外したりする事が出来るので、我が家のようにソーラーライトが故障して交換する際に新たに配線を引き直す事が不要となるのでとても便利です。
使い方はとてもカンタン。
対象のケーブルを挿し込んでプライヤー(ペンチ)で圧着する(はさむ)だけです。
また多くの商品は多芯ケーブル(ケーブルの中に+と-のコードが内包されたもの)なので、ケーブルストリッパーを使用して皮むきをして、+と-のコードを露出させます。
コード内部の銅線も細くカッターだと断線しやすくなるので、ケーブルストリッパーの使用を強くおすすめします。
細いコードがむき出しになるので、熱収縮ケーブルでしっかりと保護しましょう。
熱収縮(絶縁)ケーブルはコードを通した後にドライヤーなどで熱する事で収縮してコードを保護してくれます。
②中継の配線を作成する方法
今回購入したソーラーライトは本体から出ているコードにDCジャックがあったため、DC電源ケーブル(5.5×2.5mm)を購入して、DCジャックを生かすようにしてあります。
DCジャックを生かす最大のメリットは、ソーラーライトを一切加工しないため、原状復帰が可能なのでメーカー(ショップ)の保証が受けれる事です。
またデメリットとしては、余計なお金がかかる点とソーラーライトによっては配線の収まりが悪くなる(物置の外に余った配線を束ねる事となる)事くらいかと思います。
イメージ的には、物置外にソーラー配線、物置内に純正配線があり追加配線で物置の内外を繋ぐ形になります。
DC電源ケーブルを追加する隠れたメリット
【暗くなるとライトが付く】という商品には、明暗センサーで判断しているように思われますが、実は違う場合があります。
大半の安価な価格設定のセンサーライトは、動態センサーのみ搭載しており、明暗はセンサーでは無くソーラーパネルの発電状況から判断しているので、日中に物置で動きをキャッチしても、照明は付かない仕様になっています!
なので日中でも灯が欲しい時は、このDCジャックを外してソーラーパネルからの給電を断つ事で動きを感知して照明が付くようになります。
※純正配線を加工した場合では、圧着型コネクターを外すか新たにスイッチを追加する必要があります。
センサーライトの動作確認方法
- 明るい部屋で(充電された状態の)センサーライトとソーラーパネルの接続を解除する
- センサー部分の前で手を動かして点灯すればソーラー充電で判断しているタイプ
- センサー部分に手を手を動かして点灯しなければ明暗センサー搭載タイプ
配線の引込
配線の引込ですが、下の写真の赤丸の隙間から引き込んでいます。
またソーラーパネルからのコードを引き込む際には圧着コネクターがあると引き込む事が出来なくなってしまうので切りっぱなしの状態で引き込みます。
内部は下の写真のように溝に沿って固定しました。
物置内にセンサーライトを設置する
我が家では、天井の梁に取り付けたかったため、物置内にセンサーライトを設置する際にボールジョイントの付いたクランプをしようして取り付けました。
使用したボールジョイント付きのクランプはコレです
このクランプは厚さが1.5cm~5cmに対応しています。
我が家のイナバの物置は梁がコの字型になっていて鉄板に固定するようになるため、適当な板を挟むことで厚みを作って取り付けました。
センサーライト本体はこの様に固定出来ました。
今回は物置の中央に取り付けましたが、ボールジョイント式のクランプ取付なので照射角度を自由に変えられるため、好みによって左寄せや右寄せにする事も可能です。
190LED(2,000lm)のソーラーライトは2畳半の物置でも問題なく明るく照らしてくれました。
また日中ライトをつける機会はそんなにありませんが、DCジャックを外す事で夜間モードになるので点灯させることも可能です。
安価なソーラーセンサーライトでも一工夫する事でかなり使える物置ライトになりました。
参考になれば幸いです(*^^*)
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