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新車でも注意!バッテリートラブル

アイキャッチ 自動車

バッテリーあがりというと年数が経過した車のイメージがありますよね。
しかし我が家で新車購入した車で冬に出掛けた際(登録から1年未満)に、エンジンが掛かりにくくなりドキドキした経験から色々と調べて対策をしてみました。

車のバッテリー

最近の車は自動化されたスライドドアやリアゲートをはじめ、高性能化された装備が沢山あり、駐車中も昔の車よりも多く電力を消費しています。

それに加えて駐車監視機能付きのドライブレコーダーなどを取り付けている場合では、駐車中の電力消費もさらに上昇してしまいます。

色々と調べてみると、3週間以上車を運転しないとバッテリーあがりのリスクはUPするそうで、推奨は1週間に車を30分以上50~60km/hで運転する事が望ましいとの事でした。

ちなみに我が家では2週間に1度運転するかしないかの状態なのでバッテリーあがりのリスクのある車の使い方になります。

しかし目的も無いのにガソリンを使ってバッテリーのために車を使用するのは無駄ですよね。

バッテリーあがりが起きやすい時期

バッテリーは暑さと寒さに弱いため、バッテリーあがりは夏と冬に増加します。
その理由について夏場と冬場に分けて説明していきます。

夏のバッテリーあがり

夏場はエアコンの使用により消費電力が多くなる事が主な原因です。

通常に走行をしている状態であればリスクは低いのですが、駐車中にエアコンを使用して涼んだり、渋滞などでノロノロ運転をしてしまうと、消費電力がオルタネーターの発電量を上回ってしまうのでバッテリーあがりに繋がってしまいます。

冬のバッテリーあがり

また冬場は低温によるバッテリーの性能低下が主な原因です。

バッテリーは化学反応により充放電を行っています。
冬場に気温が低下すると、バッテリー内部の化学反応が鈍くなり充電効率が低下してしまうのに加えて、低温でエンジンオイルの粘度も固くなるため始動時に夏場よりも電力を多く消費する事が原因(一般的に冬場のエンジン使用時に必要な電力は、夏場の1.5倍の電力が必要)だと言わています。

バッテリーの状態を知る

バッテリーの状態を知る方法は電圧のチェック。
手頃なモノではシガーソケットに挿し込んで計測するタイプのものがあります。

こちらの商品は、エンジンを掛けずにACC状態で空調など全ての電装品を停止した状態でシガーソケットに挿し込んで使用することで、バッテリーの電圧の近似値を測定する事が出来ます。

※近似値としたのはACCの状態だと車両が消費する電力(メーターなど)があるため

バッテリーの寿命

しかし電圧チェックだけではバッテリーの健康状態までを知る事は出来ません。

ディーラー点検時に、電圧状態と健康状態(%表示されたもの)を見たことがあるかと思います。
この健康状態が悪くなると『そろそろバッテリー交換の時期ですね』と言われます。

ではこの健康状態とは何の値なのでしょうか?

バッテリーの健康状態はCCA(バッテリー性能基準値)値の劣化具合を見ています。
つまりCCA値が630のバッテリーであれば、CCAを測定して630あれば100%で健康となり、440であれば69.8%となります。

因みに一般的にCCAは70%以下でバッテリー要交換となるそうです。

CCAとは

コールドクランキングアンペアー(Cold Cranking Ampere)の略称で、そのバッテリーにエンジンを始動させる能力がどれだけあるかを示す性能基準値の事で、摂氏-18℃の環境下でバッテリーを定電流放電させて、30秒後のバッテリー電圧が7.2V以上を保つことができる、限界の放電電流値の事を言います。

内部抵抗値

バッテリー自身に存在する電気抵抗のことで、内部抵抗が大きいほど、バッテリーの性能が低下し、寿命が短くなり、内部抵抗値の合否基準値20mΩ以下と定められています。

この内部抵抗値を悪化させてしまう原因にバッテリーのサルフェーションがあります。
サルフェーションは、バッテリーが化学反応を行う際に必ず生成される非伝導性の結晶で、バッテリーを長期間することで自然放電させてしまったり、長期間充電と放電を繰り返すうちに、硬質化して電解液に戻らなくなることで、電極板の周囲が絶縁物質(硫酸塩)で覆われてしまうため、内部抵抗が大きくなります。

つまり、電圧の状態に加えてCCAの劣化具合と内部抵抗値を知る事でバッテリーのベターな交換時期を知る事が出来ます。

そこでわたしが購入したのがこちら。

このテスターはバッテリーの端子に接続する事で、バッテリーの電圧とCCA値(健康値含)、内部抵抗値を計測する事が出来ます。

使用方法ですが、バッテリーの端子に接続したらCCA値を入力するだけでOK。
とても簡単です(*^^*)

純正バッテリーを計測してみた

実際に純正バッテリーだとどのような状態になっているのかを測定してみました。

測定手順(簡易説明)

  1. バッテリーのCCA値を探します。SUBARUの純正バッテリー(Q85)ではラベルにCCA値(620A)が記載してありました
  2. バッテリーのプラス端子(赤)に測定器の赤いクリップ(+側)を挟みます
  3. バッテリーのマイナス端子(黒)に測定器の黒いクリップ(-側)を挟みます
  4. 測定器の指示に従って操作していきます
  5. 測定が終わったら、マイナス側からクリップを外して終了です

はじめて純正バッテリーを測定した結果、我が家のバッテリーはCCAが665(健康度100%)、残量12.10V(17%)、内部抵抗(4.51mΩ)で、要充電状態でした。

純正バッテリーを充電してみた

測定した結果残量電圧が少なすぎる為、バッテリーを充電させる必要がありました。

充電させる方法は、 車を走行させて充電する方法充電器を使用して充電する方法 の2つがあり、今回は充電器を使用して充電してみました。

使用した充電器はこちら。

一般的な12Vバッテリーを使用している場合だと、全自動で充電を制御してくれるOptimate6 Ampmatic搭載モデルがオススメという事だったので購入してみました。

こちらの充電器は、全自動充電とバッテリーを車体から取り外すして充電する事で、サルフェージョン除去(バッテリー復活)も可能なのが購入の決め手でした。

充電手順(簡易説明)

  1. ワニ口クリップのみの状態でバッテリーのプラス側に赤いクリップを挟みます
  2. 次にバッテリーのマイナス側に黒いクリップを挟みます
  3. オプティメイト本体のケーブルにワニ口クリップの端子を接続します
  4. 最後にオプティメイト本体の電源ケーブルをコンセントに差し込みます
  5. この状態で気温などの状況を判断して全自動で充電してくれます
  6. 下部LEDで現在のバッテリーの状態を知る事が出来ます
    赤(下):50%以下
    青(中):50~75%
    青(上):75~100%
  7. オプティメイトの①LEDがグリーンに点灯し、右側のグリーンLEDが点灯すれば正常終了です

    ※詳しくは取扱説明書をみて充電してください

充電してみた結果、我が家のバッテリーはCCAが633(健康度100%)、残量12.96V(100%)、内部抵抗(4.75mΩ)となりました。
内部抵抗値及びCCA値については、充電直後の計測と温度により差が出ると思われますので、交換の目安程度にした方が良いかと思います。

オートマティックに充電できるので女性や初心者の方でも安心して使用できると思います!

充電のペース

充電のペースですが、バッテリーメーカーの情報では自走してバッテリーを充電するには、1週間に車を30分以上50~60km/hで運転する事が望ましいとあります。

そこでオプティメイト6で充電した直後に測定し、未走行の状態で10日経過した状態で再度計測をしてみた結果がこちら。

充電後
充電後に計測した状態です
10日経過
未走行で10日経過した状態です

画像を見てもらうと分かりますが、なんと10日で52%の12.31Vまで減少しています。
健康的なバッテリー状態を維持するのであれば、10日から2週間で1度は充電した方が良さそうですね(;^_^A

因みにOptimate6 Ampmaticでは、総高頻度の低い車両の場合はバッテリーとOptimate6 Ampmaticを接続した状態にしておくことも可能なので、ガレージで保管されている方は繋ぎっぱなしというのもオススメです。

まとめ

バッテリーの測定器でバッテリーの健康度(CCA)と電圧をチェックしながらOptimate6 Ampmaticで定期的に充電を行えば、走行頻度の低い車でもバッテリーあがりの不安からは解消されます。

また、ディーラーのバッテリー交換推奨時期である2年を経過した車両や、健康度(CCA)が低くなってきたバッテリーを使用している場合は、念のためジャンプスターターを車に搭載しておくこともオススメします。

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高温になりがちな車内で保管するので、お値段は張りますがリン酸鉄リチウムイオン電池を使用した商品が安全でオススメです!

次回はわたしが取ったもう一つの対策であるバッテリーのランクアップとその効果についてお話させて頂きます。









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