こんにちは、ぷっぷです。
みなさんのお家のスイッチは押やすさを重視してますか?それともデザイン重視ですか?
我が家ではデザイン性を重視してPanasonic アドバンスシリーズというシンプルなスイッチ(ネームレス仕様)を選択し、さらに高さも低めに設定しました。
(ホントは神保さんのシンプルなスイッチが良かったのですが、お願いした建築屋さんでは取り扱えないという事で断念しました)
しかし実際に住んでみると、アドバンスシリーズのトリプル仕様(スイッチハンドルが縦に3つ)スイッチだと目線を下げてしっかりと目視しないと、押したくないスイッチまで押してしまう事が多々ありましたが、先日PanasonicさんのH.P.を見ていると、アドバンスシリーズのスイッチに取り付け可能なカバーが販売されていたので、購入して取り付けてみました。
壁面のスイッチプレートを外す単純作業なので、電気工事士の免許が無くても可能です。
スイッチを押し間違えてしまう方やガードしたい方は是非チャレンジしてみて下さい(*^^*)
スイッチは拘った方が良い!
実は我が家では新築する際に、地元のとあるハウスメーカさんの見学会で、スイッチやコンセントは低めに設定した方が良いですよとアドバイスを頂き、スイッチをドアノブの高さである95cm(一般推奨スイッチ高が110cm~120cm)に設定しました。
スイッチを低く設置するメリット
この95cmというスイッチ高さは、ドアノブ(引手)との高さとほぼ同じなので、ドアノブ(引手)からの手の移動がスムーズとなり、低い位置に揃えて設置する事で視界に入る壁面の異物感も減らす事が出来ました。
また小さなお子様でもスイッチに手が届きやすいというメリットもあります。
スイッチ位置を低くするデメリット
スイッチ位置を低くすることで、シングルスイッチは押しやすくなりますが、位置感覚を覚えるまではトリプルスイッチ(縦に3つ並んだスイッチ)だと、目視しないと押し間違えが発生するというデメリットがあります。
コスモワイド21のトリプルスイッチはハンドル高が3cmありますが、アドバンスシリーズのトリプルスイッチはハンドル高さが2cmしかありません。
男の私の指(中指)の太さが1.6cmなので、消したくないスイッチを押してしまう事もしばしばありました。
わかりやすく写真をUPするとこんな感じです。
丸い白枠のあたりを押してしまう事が多々あり、消したくない一番下のスイッチを誤プッシュしてしまうのです。
誤プッシュ防止アイテム
パナソニックのアドバンスシリーズ(コスモワイド21にもあります)には、保護カバーが付いたスイッチプレート(WTA795139W)があります。
※コスモワイド21の場合は、WTC79513Wになります。
上の型番は1連トリプルスイッチ用になりますが、他に1連ダブル(WTA795129W)と1連シングル用(WTA79519W)などもあります。
※プレートタイプは1連用のみです。
早速1連トリプル用(ホワイト)を購入して取り付けをしてみました。
艶あり仕様(外側の透明枠は艶消し仕様)は生産終了なので在庫分のみのようです。
後継品(WTA795139W)はこちらです。
コストパフォーマンス重視であれば、モデルチェンジ前の商品の方がお安く仕上がります。
カバーは上部スイッチのみなので注意!
商品名にもあるように、ダブルとトリプル用ではカバーされるのは上部のみとなります。
つまり我が家のトリプルスイッチのように、一番下や真ん中のスイッチをカバーしたい時は、ちょっとした一手間が必要となります。
スイッチプレート入れ替え作業
スイッチ関係の入れ替えと言うと、なんだかとても難しそうなイメージですが、実はユニットの入れ替えだけなので、プラスとマイナスのドライバーさえあれば出来てしまいます。
また、この作業では内部配線を抜き差ししないので電気工事士免許の要らない作業になります。
スイッチプレートを外す
先ずは既存のスイッチプレートを外します。
アウターカバー下部に爪があるので細いマイナスドライバーを入れて軽く抉ると外側のカバーが外れます。
赤丸のネジを外すとスイッチプレートの枠が外れます。
スイッチの並べ替えをしない場合は、青丸のネジは緩めず【プレート枠の交換】へ進んでください。
スイッチの入れ替え
電源の抜き差しを行わないのでブレーカーを切る必要はありませんが、万が一に備えてブレーカーを切っておきましょう。
要注意ポイント
スイッチを固定する方法にはさみ金具というものを使用して固定する方法があります。
スイッチハンドルを外した隙間から、箱が見えず壁の内部が丸見えの場合は、はさみ金具で固定されています。
この黒い箱が見えなかったら、青丸のネジは絶対に最後まで抜かない事!
抜いてしまうと高確率ではさみ金具が壁の中に転落します。
因みに一般的に多く使われているPanasonicのハサミ金具(WNH3992)に使われている固定ねじは、M4x26mm丸皿小ねじです。引き抜かないように注意しながら緩めましょう。
また、押さえ金具という固定金具も存在します。
この金具(1連)の場合は、上下両方のネジを緩めますが、下方のネジは完全に引き抜きます。
スイッチを入れ替える
我が家は黒い箱(スイッチボックス)に固定されていたので、ネジを外して取付金具枠を取り出しました。
スイッチの入れ替えをするには(正面から見て)スイッチ右側の爪をマイナスドライバーで押すと簡単に外れます。(一番上のスイッチは爪を押して浮かした状態です)
スイッチプレート枠を入れ替える
外した時と逆の手順でスイッチの枠を壁面に取り付けたら、保護スイッチプレートの枠を固定します。
プレートを固定するネジは強く締め込み過ぎると枠が割れてしまうので注意しましょう!
完成
上下の向きを揃えて保護カバー付きスイッチプレートの外枠をパチンとハメたら完成です。
写真だと分かり難いですが、スイッチハンドルに向かって透明なカバーが斜めに落ち込んでいるので、違和感なくスイッチを操作する事が可能です。
また上部のカバーされたスイッチを操作したい場合は、下の写真のようにカバーを跳ね上げて操作する事が可能です。
別室は1連シングル用のカバー(WTA79519W後継品)なので内側のスイッチ枠も艶消し仕上げになっています。
実はこの枠、Amazonさんでモデルチェンジ前のタイプを発注したのですが、手元に届いたのはモデルチェンジ後の艶消しタイプの商品でした・・・。
跳ね上げた時だけですが、後継品(マット)仕上げの方が統一感があります☆
裏技 シングルタイプを流用
1連トリプルスイッチのすべてのハンドルを保護したい場合は、この1連シングル用保護カバーを取り付ける事で全てのボタンをカバーする事が可能なので、小さなお子様のいたずら対策にも良いかと思います。
(おまけ)コンセントの高さ
折角なので我が家のコンセントの高さについてもお話させて頂きますね。
我が家コンセントはスイッチ同様に一般推奨されている高さではなく、見た目や生活スタイルを考えた高さに設定してあります。
一般的な仕様にする?
わたし的には、壁や床面のコードは邪魔な異物だと思っているので、一般的なコンセント高である25cmでは、壁面に電源コードが垂れ下がってしまい残念な見た目になってしまいます。
なので我が家では、かなり低め(床面からコンセントの中心点まで)の高さ15cm(幅木とスイッチ下部のクリアランス3cm)に設定しました。
さらに配線モールを幅木上にセットする事で、横方向へ電源ケーブルを取り回す際にも、スッキリと電源コードを這わす事が出来ます。
人によっては、低すぎるコンセントは使いにくいと言われてしまいますが、毎日抜き差しするコンセントって掃除機くらいですよね?
しかも最近はハンディータイプの掃除機が普及してきているので、益々見た目を重視した方が良いのかなと個人的には思っています。
エアコンのコンセントは機能性も考えて!
またエアコンのコンセントは、低めに設定してしまうとだらーんとだらしなく垂れさがってしまうので、電気屋さんとエアコンの機種と位置決めをしてから、エアコンの下部よりも専用コンセントを上に設定する事で、スッキリとした配線になります。
最近では、天井や天井付近のコーナーにコンセントを設置している方を見かけます。
我が家でも天井の配線も検討しましたが、電気屋さんに相談したところ、コードの向きが不自然になりコードに負担が掛かるから止めた方が良いとアドバイスされました。
確かにエアコンの電源プラグって、壁に正しい向きで刺してくれ的な独特な形状をしていますよね。
我が家では電気屋さんに相談し、エアコン買い替えやメンテナンス性も考慮してこの高さにしました。
※因みにこのエアコン専用コンセントは床面から2m10cmに高さ設定になっています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
スイッチの枠やハンドルを交換するのに電気工事士の資格は不要です。
我が家のようにカバーを付けて使いやすさをアップさせたり、埃が入って汚れたネームハンドルをネームレスハンドルしてスッキリとした見た目にするのもイイですよね(*^^*)
また、これからマイホームを計画される方は是非、コンセントやスイッチにも拘ってみてください。
プランニングの段階で、ある程度家電と配置を決めておくことで延長ケーブルの世話になる機会がグッと減り、スッキリとした暮らしを楽しむことが出来ますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント