キッチンシンク下の異臭対策

こんにちは、ぷっぷです。
みなさんのお宅のキッチンシンク下から異臭（下水臭）がしていませんか？
扉を開けた時に異臭がする時は、トラップや排水パイプ、各部分のジョイントをしっかりとチェックする事が改善の近道です。

業者さんに頼むと結構な金額となってしまいますが、部品単価はとても安いので出来ればDIYがおすすめです☆

今回は我が家が悩まされたキッチンシンク下（収納スペース）の異臭対策についてお話します。

すべり台シンクの収納部分から下水臭が発生！

住宅を新築してしばらくした時の事、シンク下の引き出しを開けると下水臭がしました。
我が家のキッチンは、引き出しタイプなので引き出しを締める際に空気が圧縮され、臭い空気が顔を直撃です。

建築屋さんへメンテナンス依頼をしたところ、トラップから床下に接続されているジョイントパーツの性能が良くないために、そこから下水臭が漏れてシンク下収納部分に溜まっていたらしいとの事でした。

設備屋さんの話だと、このタイプの防臭キャップは【ゴムの締め付けでパイプをジョイントするパーツ】のため臭い漏れする事があるので、ゴム製の防臭キャップは使わずに、VPパイプ（床下から出ている排水パイプ）にアダプタを付けてしっかりと固定するタイプを使用しているそうです。

折角の機会なので設備屋さんおすすめのミヤコ㈱の排水ホース用アダプタを取り付けてもらいました。

このパーツ交換とキッチン排水パイプの清掃をして頂き、下水臭は収まりました。

100円で追加の下水臭気対策をしてみた

そして排水アダプターを交換して頂いてから、排水ジョイント部分にエアコンパテ（油ねんど形状の固まらないパテ）を盛ると臭い漏れが改善されるとネット情報があったので、万全を目指して追加でDIYしてみました。

しっかりと隙間なくパテを盛り万全の臭気対策をしました！

排水ホースアダプタを変えなくても、ゴム製の防臭キャップにこのパテ盛DIYでもかなり効果はあると思うので、先ずはエアコンパテをもりもりしてみる事をオススメします。

因みにエアコンパテは、100均よりもホームセンター（エアコン配管コーナーに置いてあります）の方が安く購入する事が出来ますよ。

まとめ

設備屋さんのお話だと、最近はトラップの性能が上がりシンク下の悪臭の原因は、UV管との接続部分の改善で解消されることが殆どみたいです。

シンク下がなんだか臭いなと感じたら、エアコンパテで排水ホースが差し込まれているあたりを密閉してみるのがお手軽且つ安上がりなのでオススメです！

でもシンクの臭い対策で一番大切なのは、日頃から適切なお掃除を欠かさずする事ですね。

（おまけ）すべり台シンクのトラップは異形

このエアコンパテ作業をする際に、我が家のキチントラップが変わった形状だったので、トラップについて調べてみました。

すべり台シンクはボトルトラップを採用

写真を見ても変わった形なのは一目瞭然。
一般的なキッチンのほとんどが、ワン（椀）トラップという排水管をお椀で蓋をする筒状のシンプルな仕組みのトラップか、Sトラップという管をS字に曲げて封水を貯めるタイプのものです。

我が家のシンクに付いていたものは、ボトルトラップというTOTOさん独自の形状のトラップです。

※TOTOさんでもすべり台シンクのみのボトルトラップが採用されているそうです。

ボトルトラップのメリット

このボトルトラップは、従来品のぬるぬるした椀トラップなどを洗浄する必要が無く、メンテナンス性に優れているうえに、防臭効果も高くなっているという画期的なトラップです。

我が家でシンク下から下水臭がしていた時でも、シンク下の扉を閉めていれば全く臭いがしなかったほど、シンク側へは臭いが漏れない仕組みになっています！

《TOTOさん公式》ボトルトラップ掃除方法

折角の機会なので、TOTOさんのキッチン取扱説明書のお手入れ方法を見てみました。

TOTOさんのメンテナンマニュアルに記載されている内容だと、「排水筒を抜き、排水筒、目皿、排水トラップ内に溜まったゴミや汚れを取り除いてください」とあります。

実際に掃除をしてみても、目皿にネットを被せてゴミをこまめに捨てているせいか、排水筒とトラップが少しぬめる程度なので助かっています。

これに加えて我が家では、最後にトラップにパイプクリーナーを流し込みます。


しかしこの取説にあるお掃除方法を続けて1年半近く経った頃に、あの悪夢のような出来事がやってきたのです・・・。

最後までお読みいただきありがとうございました。