我が家のマーキング被害
新築したての頃は芝生へのフン害がありましたが、ネコ型の超音波発生器を設置する事で落ち着いていましたが、車を買い替えた頃よりにゃんこ被害(マーキング)が再発しました。
今回はこの仁義なきにゃんことの戦いについてつづってみようと思います。
被害箇所
今回はフン害は無くマーキング被害のみです。
さらにマーキングをされるのはわたしの車のフロントバンパーのみ。
妻の車や庭、家などには一切ありません。
わたしと野良にゃんことの戦いのはじまりです・・・。
マーキング対策
結果から言うと今回は半年間で6つの方法を取りましたのでご紹介していきます。
マーキング対策 1
はじめの対策は、被害のあったフロントバンパーへの対策です。
我が家はオープンガーデンのため車体と道路との境には何もないので、超音波発生器をフロントバンパー周辺に設置する事で野良にゃんこのマーキング被害対策をしました。
その際使用した超音波発生器はユタカリメイクのガーデンバリアスポットです。
この超音波発生器は被害箇所へ向けて設置する事で効果を発揮するので、カーポートの柱に設置してみました。


こちらの効果があったのは3週間ほど。
慣れとは恐ろしいものです・・・。
防犯カメラにはマーキングの現場は映っていなかったものの、敷地内から運転席側を通り敷地外へ出ていく野良にゃんこの姿が捉えられていました。
この場所はガーデンバリアスポットの感知外となるので運転席側の柱にガーデンバリアスポットを追加投入しましたが・・・失敗に終わりました。
マーキング対策 2
唐辛子が効果的という情報を入手したので、フロントバンパー前面のコンクリートに粉唐辛子を撒いてみましたが・・・効果は殆ど無く汚れるだけでした(;^_^A

マーキング対策 3
ここで新たな情報をゲット!
防犯カメラに野良にゃんこがオリーブの木に向かって歩いていく姿が映っていたので、オリーブの木を見てみると爪とぎをされた跡(画像取り忘れです)がありました。

そこでオリーブの木の周辺をガッツリとトゲトゲで覆ってみたところ、暫くは効果があったのですが、ある日の防犯カメラに衝撃の映像が!

トゲトゲをゆっくりと踏んでクリアーしてくつろぐ野良にゃんこの姿がそこに映っていました!
物凄い執着です 笑
マーキング対策 4
目的の場所が特定できたので、この場所へ向けて超音波発生器を置いてみました。
今回はユタカリメイクさんの新型機 ガーデンバリア3 GDX-3を購入!
このGDX-3は変動超音波を発生させ、猫の音慣れを防止するというもの。
充電式なのも嬉しいポイントです。

オリーブの木に向けて設置してみました。

こちらも効果があったのは初めのうちだけ・・・。
どうやらうちの庭にやってくる野良にゃんこには超音波は無駄のようです ( ノД`)
販売元のユタカリメイクさんのH.P.によると聴覚の老化した猫やアグレッシブな猫には効果が薄いとの事でした。
※効果が無い場合はお客様相談室に相談すると購入後半年間は返品を受け付けてくれるそうです。
しかしこれと同時期に新たな侵入経路が発覚しました!
道路から進入しているのかと思っていましたが、隣家を経由して裏庭から進入してくるケースがある事も発覚しました。
そこで裏庭からの侵入経路を断ってみました。
マーキング対策 5
裏庭へのルートを完全に閉鎖してしまうと生活への支障が出てしまうので、扉的なものが理想です。
しかしドアを設置するとなるとお値段も馬鹿になりません。
そこで100均のワイヤーネットを利用して扉的なものを作ってみました。

赤丸:ネットのジョイント用金具で、ドアのヒンジのように動きます。
青丸:マグネット式のフックで、ネットフェンスに固定した白ネット引っ張って固定する事が出来ます。
マグネットフックのメリットは、不要な場合は取り外してネットフェンス側にクリップで固定する事が出来る点です。
因みにこちらのルートから進入される事は無くなりました!
やはり物理的に封鎖するのが正解のようです。
ということは、オリーブの木の周辺も物理的に閉鎖をしてしまえば、我が家に野良にゃんこが侵入する目的は無くなりますが、流石に白ネットは景観を損ねてしまいます・・・。
マーキング対策 6
目立たず物理的に侵入をガードする方法を色々と考えた結果、釣り糸が思い浮かんだので、早速張り巡らせてみました。
使用した釣り糸は手元にあったヨツアミさんのナイロン20lb。
これを園芸用の支柱を使って張り巡らせました。
グリーンカラーが違和感なく目視出来ていい感じです ( ´艸`)


まるで要塞のようですが、結果は完全勝利!

防犯カメラには釣り糸バリケード周辺をウロウロして立ち去る野良にゃんこの姿が映っていました。
物理的に閉鎖をしてしまったので、粘着野良にゃんこも諦めてくれました。
その後わたしの車へのマーキングも無くなりました(*^^*)v
因みに設置したすべてのガーデンバリアは現在も稼働中で、庭先へのマーキング糞尿被害も今のところゼロです。
まとめ
今回の仁義なき野良にゃんことの戦いで学んだのは、猫は目的があって侵入し、テリトリーを守るために侵入経路のやり易い位置にマーキングをするという事。
マーキングされた場所に対して対策をするよりも、カメラを設置して猫の行動を観察して対策をする事が有効だと思いました。
野良猫のマーキング被害でお悩みの方は先ずは野良にゃんこの行動を観察してみて、原因にアプローチをしてみて下さいね。
※糞尿に関しても、なぜその場所にするのかを考えて、物理的に閉鎖をするのが効果的ではないのかと思われます。
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